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傷が癒えるときまで

ずっとずっと昔で思い出にしたつもりのことが、昔の知り合いと再会して
鮮やかに蘇った。

切ない。切ない。涙が止まらない。
傷は癒えたと思っていた。もう大丈夫だと。
この想いは、一生抱えていくのだろうか。だめだとか思っても。
だったら、もうあきらめよう。想い続けることを受け入れよう。
それ以上なんて、もう求めるのは止めよう。

人は誰でもそんな想いを抱えているのかな。だとしたらみんなどうやって
その想いとつきあっているんだろう。

自分だけではなく、周りの人にも同じ想いをしている人がいると聞いた。
大切なものを失って、あまり笑えなくなったのだと。
残りの人生をどのように生きて良いのかわからない人がいると。

どうして、かけがえのないものは、とても感動を与えてくれるけれど、
失った時は、心を失うほど自分をダメにしてしまうのだろう。
努力や、時間ではどうにもならないほど。

時間が解決してくれると信じていたのに。きっと他に大切なものができると
思っていたのに。そして、それは二度と手に入らないのに。

でも前に進まなければ。そんな気持ちを抱えたまま今日を生きなければ。

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